突然ですが皆さん、英語使えますか?
海外旅行、ビジネス、海外での生活。
日本を一歩出ると、英語がコミュニケーションの柱になりますよね。
私も東南アジアが好きで、旅行に頻繁に行くのですが、英語能力が高いか?
と言われればNO!!です。
と、はっきり言えます。
英検準2級、TOEIC450点と、とても人に自慢できる能力を有しておりません。
そんな私が、家族を引き連れてマレーシアで駐在員として働いています。
日本人駐在員は数名で、私は一つの部署のローカルスタッフを束ねる立場にあります。
言語はもちろん英語。
そんな私がどのように乗り切っているのかを告白します。
1.英語コミュニケーションのコツ
① とにかく話す
日本にいる時より、格段に話すハードルが低くなります。
日本にいる時に話せない(話すことに奥手になる)理由として、
- 発音を笑われる
- 発音が良すぎても笑われる
- 文法が正確ではなく不安
- 語彙が少なく不安
- とにかく相手にどう思われているか不安
が大半を占めていると思います。
しかし、海外(特に英語が第一言語ではない東南アジア)においては、全く心配要りません。
彼らもまた母国語+英語を学ぶことによって英語を使えるようになったために、英語を一生懸命使おうとする日本人に対して寛容です。
英語を学ぶ大変さを彼らも知っているからです。
よくある風景として、日本で外国の方が片言の日本語を使うのを聞いて、クスっと笑ったりしていませんか?
ここマレーシアではそれがありません。
たどたどしい英語を使ってコミュニケーションをとろうとする日本人を親身に理解しようとしてくれます。
よって、言葉に詰まったとしても、文法が正しくなくても話しきることが大事だし、相手には自分が思う以上に伝わっていることが多いです。
また、ヒアリングが苦手な場合でも、まずは自分が伝えたいことを一方的に言ってしまいましょう。そして相手の言うことをヒアリングで全て聞き取る必用はありません。
英単語を何個か聞き取れたら、自分が知っている簡単な英語に変換して聞き返しましょう!!
- 私は~したい
- 私は~思う
- 私は~を依頼したい
- 私は~に行きたい
- 私は~を探している
- 私は~を買いたい
などなど。場面に応じて自分の欲求を伝えてみましょう。
簡単な単語を使って質問すると、相手も簡単な単語を使って返してくれることが多いです。
② 筆談
古典的なやり方ですが、図解したり、絵や単語を書いて視覚的に伝えるやり方もものすごく効果があります。
ややこしい話になりそうな場合でも、絵や図で共通認識を持てば伝わりやすいです。
私も常にメモ帳とペンを持ち歩いています。
③ メールでの確認
ビジネスにおいては、「相手の言うことが聞き取れない」や「相手に伝わっているか不安」の状態で放置するわけにはいきません。
致命的な状況に陥る危険すらあります。
そんな時は、会話の後で確認のためのメールを送付しましょう。
メールであれば自分の頭を整理する時間を持て、更にはGoogle翻訳で粗々でも英語へ変換できるので、会話をするより自分の理解を相手に伝えやすいはずです。
2.キーワードをおさえる
これもかなり効果的なんですが、例えば、シーン毎に必要な単語を何個か事前に調べておくこと。
- レストランへ行く場合に想定される会話
- 会議でスケジュールについて議論する場合に想定される会話
- 壊れた家電の修理を依頼する場合に想定される会話
- ホテルでチェックインやチェックアウトする時に想定される会話
- 客と特定の問題解決のためにする打合せで想定される会話
普段の生活において、突拍子の無いことを言うことってないと思うので、ある程度どの単語を調べておく必要があるかわかるはずです。
これを積み重ねていくと、実際に必要な英単語の数ってそんなに必要ないと気づきます。
もちろん自分が理解できる英単語が多いにこしたことはありません。
しかし、その知識をかき集めることにフォーカスするより、まずは言葉に出して会話してみるほうが有意義だと感じています。
3.まとめ
- 文法や発音を気にしすぎずにどんどん話す。
- 場面によって必要になる単語を調べておく。
- 言葉に詰まってもとにかく話す。ダメなら絵や図に書いて伝える。
- 自分の言いたいことをまず言う。
- ビジネスにいては、最終的にメールでお互いの認識を確認する。
- ヒアリングでは全て聞き取れる必要はない。
英語はあくまでコミュニケーションのための道具なので、「伝われば良い」ことにこだわれば、意外と何とかなります。実際に私もそうなっています。
こんなマインドセットで焦らず上達していければ良いと思います。
ペラペラ英会話ができる人を尊敬し憧れますが、できないならできないなりのやり方で少しずつ上達していけばよいのではないでしょうか。
今回はここまで!!