実際に生活してみてどうだった??
マレーシアで駐在を開始してもうすぐ4年が経とうとしています。
ここで、マレーシア生活の「良いポイント」、「正直しんどいポイント」を振り返ってみようと思います。
関連記事も貼っておくのでこちらも見てみて下さい。
早速、簡潔に書いていきます。
1.良いと思ったポイント
- 多民族国家で様々な文化に触れることができる。
- それぞれの宗教が絶妙なバランスと距離感を保っていて、比較的平和。
- 常に夏であるため服装に困らない。(冬服買わなくて良いから節約できる)
- 日本よりギスギスした空間(場面)が少ない。
- 満員電車での通勤が無い。(ほとんどがマイカー通勤)
- Door to Doorの通勤がほとんどなので、仕事帰りの寄り道や、軽く一杯なんてことをしなくなるので、無駄な出費が激減する。
- 日本人に対してもフレンドリー。
- 英語ができなくてもちゃんと理解してくれようとする。
- 近隣各国へ旅行しやすい(距離的にも時間的にも値段的にも)
- 医療水準が高い。
- 良くも悪くも融通が利く。
- 交通費が安い(ガソリン代、高速代、タクシー代、国内線航空券など)
- バラエティーに富んだ料理を楽しむことができる。
- 日本人学校があり、日本の文部科学省と同じカリキュラムで授業を受けることができる。
- インターナショナルスクールも多く、教育の選択肢が多い。
- 少々高めだが、日本食材を入手しやすい。
- イスラム教の国だが、お酒も手に入る。
- ほぼ全ての用事がSNS(Line、WhatsApp)で済む。
- 日本のTV番組も見ることができる(別途契約が必要)。
- 良くも悪くも細かいことを気にしない。
- 日本ほど飲酒文化ではないので、酔っ払いに絡まれない(笑)
- 通信費が安い(1500円/月 程度あれば携帯料金は十分)。
- フルーツが美味しく安い。
2.正直しんどいと思ったポイント
- 赴任ベースで来てしまうと、日本での友人や親と直接会えずに関係が希薄になりがち。
- プラーベートの用事でも仕事でも、時間に関しての正確さが日本と比較してルーズなのでイライラする場面は相当ある(生活リズムや仕事に影響がでることしばしば)。
- 時間にルーズな国内線のフライトスケジュール。客の貴重な時間なんて何とも思っていない対応される。
- 食事をする場所によっては、衛生面で担保できない。
- 宗教の文化を最低限理解していないと、最悪逮捕。
- 日本食が高いし品質はイマイチ。
- 食生活には日本にいた時以上に気を付ける必要がある。(外食中心だと、基本的に油っこい料理や塩分多目の料理が多い)
- 何でもデリバリーでコト済むが、車社会(公共交通機関が未熟)なので、高齢者にとっては実は住みにくいと思われる。
- 「物価は日本の3分の1」とよく言われるが、日本人が日本にいる感覚でマレーシアで生活しようと思うと、むしろ割高になる。
- 基本的に小学生くらいまでを一人で外出させることは控える文化(誘拐防止の観点)があるため、子供にとって体験させられることが減る。
- 日本の四季における文化を体験させてあげられない。
- 虫とお友達にならざるをえない環境(コンドミニアムなど、建物の気密性は無いので、隙間から侵入し放題)。
- 釣りやキャンプ、スノボやスキーなど、屋外でのアクティビティを気軽に楽しめない。(雪が降らないからスノボとスキーはしょうがないか。。。)
- なんでもお知らせが急すぎる。
- しばしば断水がある。
- 何か重大な事故や事件に巻き込まれた時に対応できるか不安が消えない。
上記はあくまで私見です。
どこの国に住んだって一長一短はあると思いますが、マレーシアは日本人が比較的住みやすい国の一つだと感じています。
今回のようなコロナのような事態になってしまうと、日本との往来が自由にできなくなってしまいます。
その結果、万が一日本に残された家族や友人に何かあっても、すぐに会いに行けないところが一番しんどい部分だと思います。
我が家も、会社から一年に一回の一次帰国が許されていますが、2020年は帰国できませんでした(泣)
状況次第ではこの状況が継続すると考えると。。。
では今回はここまで!!