マレーシアで「牛肉ステーキが食べたい!!」と思った時に取り得る手段の一つが、店で買って家で焼く方法です。お店で食べても良いのですが、コスパを考えると肉だけ買って家で焼くほうが断然安いです。
今回は美味しく焼けちゃう方法を教えちゃいます!!
マレーシアで売っている牛肉は、オーストラリアやアメリカからの輸入モノが多く、日本の牛肉と違って、赤身が中心です。
もちろん、和牛を扱っている市場もあります。
今回は2種類の牛肉ステーキについて紹介します。
1.お手頃な牛肉ステーキ
極々普通のスーパーで売っているステーキ用牛肉の中でも、Tenderloin(テンダーロイン)が一番お勧め!
ヒレ肉なので柔らかな赤身で肉汁もタップリ。
また脂が無いから臭くない!
このお肉は、モントキアラにある「163Retail Park」に入っているJaya Grocerの御肉屋さんで購入オーストラリア産のANGUS牛のテンダーロイン!!
ヒレ肉だけあってガッツリ赤身です!
早速調理しますが、いくつか重要なポイントがあります。
■常温に戻す
焼き始める1時間前には冷蔵庫から取り出して、外気温と同程度となるようにする。
冷蔵庫から取り出してすぐに焼くと、内部が冷たいままで外側から熱が伝わりずらく、ふっくらジューシーに仕上がらないし、切った時に肉汁がダダ漏れになります。
その結果、パサパサで血なまぐさい残念な結果になってしまいます。
■ニンニクは一度さらに取り出す
ニンニクのスライスは、写真のステーキ分量約200gに対して3片使用します。
そしてオリーブオイルの中で弱火で香りを引出し、うっすら茶色になりかけるくらいで一度ニンニクだけを取り出します。
この後ステーキ肉を一緒に焼いていくと確実に焦げるので取り出します。(ニンニクに焦げ目がつくと苦味が出るので)
■焼く直前に塩と胡椒をふる
塩をふって時間を置くと、浸透圧の問題で水分が出てしまうので焼く直前です!
また粗挽胡椒はちょっと多目くらいの方が良いです。
■終始弱火で
「最初に強火で焼いて肉汁を閉じ込める」って良く言われますが、意外と難しいんですよね。
なので私は終始弱火で焼きます。理由は、
- 内部までほど良く火が通る。
- 強火で焼くと、内部に日が通るまでに外側を焼き過ぎる。
- 弱火で焼いても肉汁は逃げない。
つまり、「焼きの工程」における肉のコントロールが楽なのです!
■こまめにひっくり返してOK!
肉に焦げ目がつかないくらいを目安で裏表側面を交互に焼きます。
トータルで4分ほど焼いたら、最後は中火にして仕上げます。
■肉を寝かせる
焼き終えた肉をアルミホイルで包んで、焼いた時間と同じ時間放置します。
余熱で内部まで火を通します。
こうすることによって、切った時に肉汁が流出することを防止できます。
■焼いた時の油は捨てずに
寝かした肉をお好みのサイズに切って、先にあげておいたニンニクを乗せ、肉を焼き終わった後の油をスプーン一杯肉に回しかけます。
そして、ステーキタレか、わさび醤油、またはゆず胡椒でいただきます!!
2.和牛ステーキを焼く
和牛が買えるマーケット、他にもあると思いますが、私はWMartがお気に入りです。
ここではアメリカ産、オーストラリア産の牛肉に加えて、和牛がおいてあります。
ショーケースには塊で置いてあるので、好きな部位を選んで好みの厚さに切ってくれます。またすき焼き用やしゃぶしゃぶ用にもスライスしてくれるので重宝します。
ここで買うのは和牛の「テンダーロイン」と「Tボーン」です。
ここの和牛のTボーンは、ヒレとサーロインのバランスが良いので、両方楽しみたいときに買っています。
でもやっぱり40代の私にはテンダーロインがベストチョイス!
各部位ごとの価格表も置いてあるので、比較しながら選ぶのも楽しいです。
お値段は言わずもがなですが、やっぱり高め。。。
なので自分への御褒美に2~3ヶ月に1回買う程度。
でもね、味と肉質は文句なし!!
焼き方は上で紹介した焼き方と同じでOK!!
赤ワインが進む進む(笑)
スーパーの牛肉でも、和牛でも、この焼き方実践すれば間違いなく美味しくステーキを焼くことができます!
ぜひ試してみて下さい。
それでは今回はここまで!