レダン島
おそらく多くの日本人は聞いたことすらない島だと思います。
私もそうでした。
マレーシアのビーチリゾートと言えば、ペナンやランカウィが有名ですよね。
ただ、全くの別次元です。
マレーシアで一番綺麗な海と称されていますが、私が実際に行ってみた感想を言わせてもらえば、世界のランキングにも入り込める魅力のある海でした。
ちなみに私はマレーシア赴任した2017年と2018年の2回行っております。
せっかくマレーシアに滞在しているのであれば、絶対に1度は行くべきです。
強くお勧めします。
そして、2泊3日でも良いですが、良いのですが~。
できれば3泊以上をお勧めします。(楽しみつくすための最低条件)
1.ベストシーズン
どうせ行くなら、とびっきりの青い空とギラギラの太陽全開の中行きたいですよね。
実際、海がブルーやエメラルドのグラデーションを奏でるには太陽の光が必要ですからね。
レダン島を含むマレー半島の東海岸側は4月~10月が観光のオンシーズンと言えます。その中でも6月~9月がBest!!
11月~3月頃まではモンスーンの影響で、風が強く吹く日が多く、波も高くなります。島のホテルやショップもクローズするところが多いです。
私は海へ行く場合、この最ベストシーズンにこだわります。
確かに時期を若干ずらせば旅費も安くなったり、人が少ないなどのメリットもありますが、本物の良さを体感するためには妥協したくありません。
結果的に、オフシーズンでも晴天続きで綺麗な海を堪能できるかもしれません。でもそんな博打にでるくらいなら、来年に繰り越すか、ちょっと待てば西海岸側がオンシーズンになるので、そちらを選択します。
ベストシーズンで行くレダン島はまさに天国!!
2.レダン島のホテル
なぜホテルを最初に紹介するかと言うと、このホテル選びで島での快適さに大きな差が出るからです。
レダン島には大きく分けて2つのエリアがあります。
写真右側にはホテルが多数立ち並びにぎやかな雰囲気のあるエリア。そして写真上側にはホテルが1つしかなく、赤枠で囲ったビーチがそのホテル専用ビーチとなっています。
レダン島へ行くならこのホテル一択です!
右側のエリアは、安めのホテルも多いことから、中国人など観光客も多く騒がしいです。私は全くお勧めしません。
■お勧めの理由。
- 欧米系が多くまったり静かに過ごせる
- 専用ビーチなのでホテル以外の人間はほぼいないため、人工密度がきわめて低い
- 言葉を無くすくらい海が綺麗!!!
- ビーチが綺麗
- 魚影高め
- シュノーケリングだけで十分楽しめる
- カメに出会えるポイントが近い
- 専用プールがある
- ビーチバーが素敵
- 最寄のクアラトレガンヌ空港の専用ラウンジが使える
■ダメなところ
もちろんネガティブな要素もあります。
- 宿泊費が高い(マレーシアあるあるですが、部屋のグレードによっては値段に見合いません)
- 食事は全てホテル内でとる必要がある。(ホテルエントランス手前にローカル料理屋さんが1件あるので試す価値はあります。美味しいです)
- 食事に過度な期待は禁物
- 日本人にも人気なので、学校の夏休みを利用していくと同級生家族に出くわす確率が上がる。
ただ、これらの2点のネガティブ要素を考慮したとしても、ここにステイすべきです。
なぜなら、ここのビーチが最高すぎるからです。
ホテルライフを楽しむというより、海をとことん満喫する!!ってスタイル。
ちなみに、朝食はよくあるビュッフェスタイルで、可もなく不可もなくと言った感じ。
夜ごはんはホテル内に3つのレストランがあるので、気分に合わせてチョイスしてみて下さい。私は連日イタリアン料理屋さんへ行っていました。
(ただ、値段の割には。。。って感じなので、割り切って下さい)
3.レダン島への行き方
紹介したターラスホテルへ予約した場合、非常に簡単です。
船着き場に一番近い、クアラトレガンヌ空港へさえ辿り着ければ良いからです。
KLIAやスバン空港から国内線で飛んでしまえば、あとは自動的にホテルまで案内してくれます。
- クアラトレガンヌ空港に到着したら、到着ロビーの右手側にターラスホテル専用のラウンジが有るので、そこへ入る。
- ラウンジ内でホテルのチェックインをする。(デポジットもここで払うことになるので現金化クレジットカードの準備を)。一組ずつ呼ばれてチェックインするので呼ばれるまでラウンジ内にある無料の飲み物や軽食を食べてくつろぐ。ちなみにトイレはラウンジを出て一番右奥にあります。
- 船着き場(Merang Jetty)までのバス出発時間までラウンジで待機。
- 時間になったら係員の誘導に従ってバスに乗る。(大きい観光バス)
- 船着き場へ到着したら、入島税を支払う。
- ボート代は、ホテル予約時にターラス専用船を手配するためここでは支払わない。(もちろんターラス専用船を手配せずに個人で手配したほうが安く行けますが、今回は、間違いが無くストレスが一番少ない方法での手法を紹介します)
- 時間がきたら船が到着し乗り込みます。
- 出発すると40分前後でレダン島の船着き場へ到着します。
- 桟橋にはターラス専用のミニバンがお出迎えしてくれているので、乗り込みます。
- 山道を走ってホテルに到着したら、ホテルの利用説明を受けて部屋へ!!(ただしチェックイン時間が15時からなので、準備が終わっていない場合にはレストランで休憩するかそのまま海へ直行でもOK!!
KLから飛行機を使わなくても、車でも船着き場のジェッティ、もしくはクアラトレガンヌ空港まで行けちゃいます。飛行機代を節約したい場合には有りだと思いますが、7時間程度の運転は覚悟です。
国内線に関しては以下の記事も参考にしてみて下さい。
4.レダン島での楽しみ方
とにかく海です!!
海に入りましょう!!
ビーチチェアに座って、目の前に広がる綺麗な海を見ながら飲むなり読書するなり!
(ただ、小さなお子さんが一緒の場合にはくれぐれも目を離さなきよう!)
全体的に遠浅なので太陽の光も良く届き、海水温は27‐28℃程度と、めっちゃ快適です!
また、ホテルでは日替わりで各種ツアーや体験型アクティビティを用意していますのでこちらもチェックして、興味あるツアーへどんどん予約しちゃいましょう!
ターラスホテルの海をちょっと解説します。
上の写真で、「Berjaya Redang Resort」って書いてありますが、これが現ターラスです。
■ポイントA
透明度すさまじく、岩伝いにシュノーケリングしていると、魚たくさん見ることができます。
遠浅です。(大潮の干潮時には岩がかなり露出します)
■ポイントB
このエリア(沖合から100‐200m位)にカメが出没します。
桟橋から小型船に乗ってカメを見にくるツアーもあります。(ポイント到着後シュノーケリングでカメを見て楽しみます。)
推進はそこそこありますが、海底まで丸見えの抜群の透明度!!
サンゴは無いですが、回遊魚とカメと透明な海中に癒されまくりです。
■ポイントC
ホテルでカヤックのレンタルをしているので、桟橋右側からエントリーして自力で向かいます。15分程度のカヌークルージングで更なる秘境感満載のビーチへ到着可能です。
飲料用の水は持っていきましょう!
この写真の右側の岩に沿ってカヤックを漕いで行くとビーチに出ることができます。
(ここだけの話、このビーチからポイントBのカメが見えるエリアまではシュノーケリングしながら到着できちゃいます。)
ちなみに最近のカメラってすごいですよね。
カメラ自体にWi-Fiが内蔵されているから、水中で撮影して陸にあがったらすぐにスマホへ転送してSNSへアップできちゃう。いい時代になったものです。
ポイントCの右側(岩場)にはサンゴが生息しているので、魚影も濃く、クマノミを見ることもできます。
疲れたら、ホテル前に設置されているビーチバーで軽食とかビールとか楽しんでしまいましょう!
目の前の綺麗な海を眺めながらの休憩も最高に心地良いです。
サテとビーフハンバーガーがお勧め!!
5.持って行った方が良い物
- ライフジャケット
- ビーチサンダル+アクアシューズ
- 日焼け対策グッズ(帽子、サングラス、クリーム、ラッシュなど)
- 羽織るもの(空港内のターラス専用ラウンジとか寒かった)
- 虫よけ(蚊取り線香BEST!) ただ、蚊は多くなかったです。
- 簡単なファーストエイドセット(絆創膏とか消毒液とか)
- スマートフォンやカメラの充電器(複数ある場合はタコ足も)
- 酔い止め薬
いかがだったでしょうか?
マレーシア滞在中に一度は絶対に行って下さい!!!
コロナ禍の影響があると思いますので、最新の情報を入手して旅の計画をしてみて下さい!
運が良ければ幼カメの放流も見ることができちゃう!
では今回はここまで!!