南国ちんあなご

マレーシア転勤を命じられたサラリーマンが、現地のリアルな情報を発信するブログ!!

★ 飛行機で国内を移動する!!

マレーシアの生活に慣れてきたら、ちょっと足を延ばして国内旅行にも行きたくなっちゃいますよね!!

車で行けてしまう場合がほとんどですが、時間や体の負担を考えると、飛行機の利用も検討したいところ。

マレーシアには4つの航空会社があり、国内のほぼ全ての都市を網羅しています。

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エアアジアはLCC。

ファイヤーフライは、マレーシア航空のLCC航空会社の位置づけ。

マリンドエアはライオンエアグループ。

各航空会社のチケットの予約はWebサイトから簡単にできます。

(マレーシアで使用できるクレジットカードを用意しておく必要があります)

または、マレーシア国内の旅行代理店に依頼することも可能です。

は、日本語を話せるスタッフもいるので、お勧めの旅行代理店です。 

1.マレーシアの主要空港(旅はここから!!)

 また、クアラルンプールに滞在する場合、利用する航空会社や行先によって2つの空港を使い分けることになります。

■KLIA1

マレーシアの空の玄関口。

クアラルンプール中心部から車で40~50分。(KLIA2も同様)

MontKiaraエリアから車で50~80分

世界各国のナショナルフラッグはここが拠点になります。

空港内には各航空会社のラウンジや免税店などが煌びやかです。

日本とのコネクションも全てここが起点。

マレーシア国内を移動する時には、マレーシア航空を利用する時以外はほとんどKLIA2利用することになります。

■KLIA2

KLIA1とターミナルが分かれており、主に国内線や、エアアジアなどのLCCの拠点。KLIA1とKLIA2は無料の循環バス、もしくは有料ですが電車でも行き来できます。

タクシーなどで行先を伝える場合には、1か2かを正確に伝えましょう。(ほとんどGrabを利用すると思うので問題は無いと思いますが。)

■スバン(Subang)空港

MontKiaraエリアから車で20~30分。

滑走路が一本でプロペラ機をメインで運用しているこじんまりした空港。

スタバやKFCやMacなど、最低限のお店が入っています。

搭乗手続きから保安検査場、搭乗ゲートまで迷うことなく進むことができるので、私は結構好きな空港です。

また、ボーディングブリッッジが無く、歩いて飛行機へ搭乗するスタイルも、飛行機好きの方にとっては楽しいと思います。

日本で言うと羽田空港のような存在。KLIAが開港する前までは、このスバン空港がマレーシアの空の玄関口でした。

(ちなみに1977年には、羽田を発った日本航空が、スバン空港手前のゴム農園に墜落する事故も発生した記録があります)

また、「セパン」にあるKLIAと「スバン」の発音が似ていることからタクシードライバーが混同するケースがまれにあるとの情報もあります。最近はGrabタクシーを利用するケースが大半なので問題ないと思いますが、流しのメータータクシーを利用する場合、ドライバーが高齢の場合にはしっかりと伝えるようにしましょう。

 

また、国内線の利用でも、身分証明のためにパスポートの提示が必要なのでお忘れなく!!

 

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2.LCC料金は安い!!

マレーシアの国内線の航空運賃は、想像以上に安いため、割と気軽に利用することができます。チャイニーズニューイヤーやハリラヤなどの大きなイベント時期を除けば驚くほど安価でチケットを入手することができます。

ただ、マレーシア航空はフルサービスキャリアだけあって高めの運賃設定。

LCCのファイヤーフライとマリンドエアの拠点であるスバン空港からランカウイ空港までの運賃の一例を紹介します。

 

まずはファイヤーフライの料金。

スバンからランカウイまで安い料金でRM119(片道一人3000円!!)

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ファイヤーフライの運賃に含まれるものは以下の一覧から。

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次に同じ条件でマリンドエアの運賃を見てみましょう。

最安値だと3,000円を切っています!!

(しかし20kgの預け荷物はプラスで支払う必要有)

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マリンドエアの運賃に含まれるものは以下の一覧から。

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旅行のスタイルによって、料金に差が出ることが分かります。

その時の最新の運賃情報を各社で比較するのも面白いですね。

 

3.LCC あるある!!

 非常に安い価格で国内移動できるLCCでの空の旅ですが、安いなりのリスクもあります。

  • 最安値の賃金クラスだと、予約の変更ができない。
  • 欠航はちょくちょくある。
  • 遅延は結確率で発生する。(私も国内出張で利用していますが、1時間以内の遅延であれば優秀だと割り切っています。)
  • 全般的に必要最低限のサービス。(こんなものか、との割り切りが大事)
  • 東海岸側がモンスーンの時期(特に12月-3月は着陸できずに引き返すこともあります)
  • 地方空港は非常にシンプルで、搭乗まで待機する場所(カフェやレストラン)が少ない。

またエアアジアなどは、時期によっては運賃表を二度見するほど安い設定になる路線もあります。ただしこれは人間が身一つでただ目的地まで飛ぶだけのサラの運賃です。手荷物が多いとか機内食が欲しい場合には都度追加料金が必要になり、最終的には人間の運賃より預け荷物の運賃の方が高いといった場合もたまにあります(笑)

(エアアジアには、ホットシートと呼ばれる足元が広い席が用意されていて、安い金額で事前選択できるので、利用する価値はあると思います。実際に広いです。)

 

いかがでしたでしょうか?

特に離島などのリゾートへお出かけの場合には、利用する価値も出てきます。

平日の朝夕の通勤退勤時間帯に空港へ向かう必要がある場合には、時間に余裕を持って向かうことをお勧めします。

(特に金曜日の夕方で雨が降っている場合には、渋滞が激しく、空港まで通常の2倍の時間を要することも多々あるため)

 

それでは今回はここまで!!