海外に支店や営業所、生産拠点がある会社で働いているサラリーマンであれば海外転勤の可能性は少なからずあると思います。
「家を買ったら転勤」
社内規定には決して記載がないこの法則に、
漏れなく私も・・・・・。
と言うことで、マレーシアです(2017年4月~)。 現在2020年10月
「海外の仕事にもチャレンジしてみない?」
と、いつも真っ黒に日焼けしているインドネシア支店をゼロから立ち上げた上司に。
まぁ断れないですよね。
だって。。。
サラリーマンですから~!!!!!
アジア各国にある現地法人の中でも、当たり国の一つだったこともあり、
心の中ではほぼ決めていたけど、
「一応家族にも相談してみます!」と。
あまりに即決してしまうと、
「あっ、こいつはお願いすれば転勤にもすぐに応じてくれるな!」
と思われてしまうかもしれないから、一応形式上の恥じらいを見せてみた。(笑)
すぐに妻へ電話し、OKをもらう。
もともと妻はこういう変化には強いタイプというか、楽しめるタイプなので、
一緒に行きたいと言うんだろうなとは思っていた。
家に帰ると、早速妻がマレーシアの概要についてすでに調べ上げていた。
なにはともあれ最初に決めるべきは住む場所!
- 治安が良い
- 徒歩圏内にスーパーがある
- 通学バスの周遊ルートになっている
- 病院やクリニックが徒歩圏内にある
- 割と日本人が住んでいる
- 家賃
を条件に探してみると、やはりあるんですね。日本人が好んで住んでいる場所が!!
そう、そこは Mont Kiara というエリア。
上に挙げた5つの要素が全てクリアできる場所です。
1.治安が良い
- そもそもマレーシアは銃社会ではない。
- 薬物などに対する刑罰が重く、日本ほど蔓延していない。
- 全てのコンドミニアムにはガードハウスが設置されている。
- 駐在員などが多く住むエリア。(一定水準以上の生活水準が保たれている)
とは言っても、スリや強引なひったくりはたまに発生しています。
かばんの持ち方とか、夜間に出歩かないとか、海外旅行する時に注意するようなことを心掛けていれば大抵は防げると思います。
あと、これだけは絶対に守って下さい。
小さな子供からはいかなる時でも絶対に目を離さない。
- 買い物の途中は手をつなぐもしくは視界に常に入るような動線を確保する
- 子供同士でコンドミニアム外で遊ばせることはしない
- コンドミニアムから通園バスまでは必ず付き添う
- 子供だけを部屋に置いて外出しない
身代金目的の誘拐未遂事件が発生しています。
2021年1月現在はコロナ禍の状況でもあり、治安に関しては。。。
次の記事も参考にしてみて下さい。
2.徒歩圏内にスーパーがある
マレーシアは車社会。
駐在員の多くが会社から車を貸与される、または自分で用意するなどして移動の利便性を高めています。
ちなみにマレーシアでは公共交通機関が発達しておらず、目的地までの日常の異動手段は、車かGrabと呼ばれるタクシーを使うことが一般的です。
日用品の買物は週末にまとめて車で!
が多くの世帯の生活スタイルだと思います。
なので、平日などにちょっとしたものを買いたいときに、安全に徒歩で買い物ができる場所が近くにあることはめっちゃ便利です!!
モントキアラエリアには、まとまった商業施設が4つほどあります。
- 163 retail park
- Solaris Mont Kiara
- Plaza Mont Kiara
- 1Mont Kiara
- Publika Shopping Gallery
その中で私は「Plaza Mont Kiara」 「1Mont Kiara」 「163 Retail Park」が近接しているエリアに実際住んでおり、利便性も高く気に入っています。
スーパーの様子などは、また別の記事で紹介しますね!
3.通学バスの周遊ルートか?
マレーシアにはもちろん日本人学校(幼稚園~中学校)もあるし、インターナショナルスクールもあります。
私は小学生の息子がいますが、日本人学校へ通わせています。
マレーシアでは一般的に、子供の通学には専用バスを利用します。(安全上の配慮も含めて)
また、そのバスは周遊ルートが決められているため、基本的にはそのルート上のコンドミニアムを選択することが一般的は方法だと思います(日本人学校の場合)。
バスがどのコンドミニアムを通るかは、事前に確認する必要があります。
基本的に、日本人学校とバス会社は、運営が別です。
なので、日本人学校の入学手続きの他に、バス会社とも使用に関する契約が必要になります。
(最初の手続きに関しては、日本人学校でもサポートはしてくれますので安心して下さい)
それともう一つ。
日本人学校へ入学させる場合には、日本人会に入会する必要があります。
(日本人学校へ入学させるさせないに関わらず、入会をお勧めします。)
4.病院やクリニックが徒歩圏内か?
ここ一番気になる部分でもありますよね。
マレーシア全体で言えるのは、「医療水準は高い」です。
ちょっとした診察や薬の処方などは以下をみなさん利用してます。
インフルエンザの予防接種やCOVID-19のPCR検査も扱っています。
1Mont Kiaraショッピングモール内にあります。
また日本語で話せるスタッフもいて安心です。(保険証書忘れずに!)
入院が必要などの大きな病気や怪我をした場合は、もっと大きな病院へ行くことになりますが、このエリアからは外れてしまうのでまた別の機会に紹介します。
5.割と日本人が住んでいる
正直、ここは意見や好みが分かれる分かれるところではないでしょうか。
海外にまで来て日本人が多いところにわざわざ住みたくない!
ご近所さん同士の付き合いが面倒くさい!
などなど思う人もいるでしょうね。
ただ、一つ言えるのは、最近のマレーシアには、どこにでも日本人は住んでいます。
そしてほとんどが駐在員としての有期滞在です。
駐在員本人はあまり気にならないと思いますが、帯同される奥様の意見は十分取り入れてあげて下さい。
(近所づきあいされるのは、実際には奥様だと思いますので)
6.家賃
ほぼ大半の方が、会社から家賃上限を設定されていると思います。
4000RM/月~5000RM/月くらいでしょうか。
モントキアラエリアでこの家賃帯であれば、
- 100m2前後の広さ
- 2LDKから3LDKの間取り
- ガードハウス有り
- プール付き
- 築年数はやや古め(単身用の60‐70m2の広さであれば築浅もあります)
ざっくりこんな感じではないでしょうか。
私個人的には、
- 高層階(蚊が少ない、眺めが良い)
- ベランダ無し(小さい子供がいると怖い)
を自分なりの条件に加えています。
また、基本的に家具は予め付いているため、よほどの拘りが無い限り、買う必要は無いです。
冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどの電化製品も設置されています。
ただ、乾燥機や掃除機、トースター、炊飯器などは置いていない部屋もあるので、無い場合には自分で購入するか、オーナーと交渉し、契約前に揃えてもらう必要があります。
(費用は会社で負担してくれる場合もあるため確認したほうが良いですね)
今回はこの辺で!!