皆さん、「ドリアン」ってどんなイメージを持っていますか?
とにかく臭い!!マズそう!!よくわからない!!
日本人にとってはなじみが無いというか、一度も食べたことが無い人も多いのではないでしょうか。
赤道にほど近い場所に位置する熱帯の南国、マレーシア。
この国では評判の良い良質なドリアンを楽しむことができる国でもあります。
とは言え、私も食わず嫌いな性格もあって、マレーシアに駐在してから5年目にして初めて口にしました。
その結果、ハマりました!(笑)
ドリアンと言っても、いろいろな品種があり、季節によっても流通する品種が異なります。
ちなみにマレーシアでのドリアンの収穫時期は1年に2回あります。
7月から9月くらいまでと、11月から12月くらい。
この季節になると、そこらじゅうでドリアンを積んだトラックや特設販売所が出回り、ドリアン独特の甘ったるい香り(慣れるとこう思う)が漂ってきます。
私は8月に食べたドリアンでその美味しさにハマりました。
品種に関しては「D24」とか「D101」など、初めて挑戦する人にとってはどの品種がどのような特徴があるかわからないため、選定が悩ましいところ。
生まれて初めて口にするドリアンがあなたの今後のトラウマになっては元も子もありません。
でも安心してください。初めてドリアンに挑戦する人は、
・Musang King(猫山王)ムーサンキング
・Black Thorn(黒棘)ブラックトーン
この二つをお勧めします。
Musang Kingは甘味、香り、口当たりのバランスがとても良い品種。
カスタードクリームのようなその甘い滑らかな味に驚くと思います。
そして私もその飛び抜けた美味しさに虜になってしまったのがBlack Thorn!!
ペナン地方が発祥の品種で、高級品種です。
濃厚な甘さと上品な香り。ウイスキーに例えるならば18年以上寝かした滑らかさと落ち着いた香り。別次元です。
BlackThornが80RM/kg前後~。
MusangKingが40RM/kg前後~。
※場所や時期などによって価格の変動があるのであくまで参考です。
ちなみに私は、MontKiaraのデサスリハタマスにトラックで乗り付けて販売しているお店で買っています。何回買ってもハズレ無しです!(KFCのすぐ隣)
この二つの品種を食べれば「ドリアンは臭くて嫌だ!!」なんて自分とさよならできると思います(笑)
ドリアンを食べる際によく言われている注意点は、アルコールを控えることです。ドリアンとアルコールが組み合わさって体内で発酵作用によってお腹が張ったり下痢を発症させてりするらしいです。
さあ、フルーツの王様ドリアンを楽しんでみませんか!!